獣医師への道4〜進路〜
2011年 11月 04日
6年生になると(獣医学部は6年制です)、授業(座学)はだいぶ減り、実習主体になって行きます。
希望する進路によって実習内容を選択して行きます。
ひたすら臨床系志望だった私は迷わず「動物病院実習」を選択しました。
獣医学部に付属するいわゆる「大学病院」の診療を体験するものです。
一気に何人も押し寄せると診療の邪魔なので、5〜6人ずつ2週間のローテーションで参加しました。
大学病院では臨床系の講座の教授達が診察をします。
その下に「研究生」や「研修医」という立場の、勉強に来ている獣医師が数名つきます。
で、さらにその下に学生実習の、私たちひよこ学生が見学に付きます。
母校の麻○大学では当時、動物看護師は雇っていなかったので、
学生の仕事ってば雑用、掃除、聞き耳をたてる。。。でした。
それでも、刺激的で私は毎日大コーフン。
楽しく実習を終えました。
大学病院てすごい。
臨床って面白い。
大学の診療をもっと見てみたい。
さて、ここで、呑気な私も、ふと、考えます。
一般的に臨床獣医師の場合、人間の医者と違って卒業後はまず街の開業獣医師の下に(イキナリ)就職します。
そこで獣医療のイロハを学び、スキルアップの為に大学病院に戻ってくる、というのが常道です。
(大学病院では伝染病や、予防、外耳炎や皮膚病、下痢、など、基礎的な治療はまずしません)
イロハも知らないうちに高度医療や珍しい疾患ばかり診てもアタマデッカチになるばかりです。
私も大学の診療に興味があるならば、まずは動物病院に就職して、それから大学病院に戻って勉強(ほぼ無給)する手がある。
でも、就職して数年たってから戻ってくる気力が自分にあると思う??
。。。。。。ないな。。。。
私は卒業してすぐに研修医になる、という、少々無謀な進路を選んじゃいました。
希望する進路によって実習内容を選択して行きます。
ひたすら臨床系志望だった私は迷わず「動物病院実習」を選択しました。
獣医学部に付属するいわゆる「大学病院」の診療を体験するものです。
一気に何人も押し寄せると診療の邪魔なので、5〜6人ずつ2週間のローテーションで参加しました。
大学病院では臨床系の講座の教授達が診察をします。
その下に「研究生」や「研修医」という立場の、勉強に来ている獣医師が数名つきます。
で、さらにその下に学生実習の、私たちひよこ学生が見学に付きます。
母校の麻○大学では当時、動物看護師は雇っていなかったので、
学生の仕事ってば雑用、掃除、聞き耳をたてる。。。でした。
それでも、刺激的で私は毎日大コーフン。
楽しく実習を終えました。
大学病院てすごい。
臨床って面白い。
大学の診療をもっと見てみたい。
さて、ここで、呑気な私も、ふと、考えます。
一般的に臨床獣医師の場合、人間の医者と違って卒業後はまず街の開業獣医師の下に(イキナリ)就職します。
そこで獣医療のイロハを学び、スキルアップの為に大学病院に戻ってくる、というのが常道です。
(大学病院では伝染病や、予防、外耳炎や皮膚病、下痢、など、基礎的な治療はまずしません)
イロハも知らないうちに高度医療や珍しい疾患ばかり診てもアタマデッカチになるばかりです。
私も大学の診療に興味があるならば、まずは動物病院に就職して、それから大学病院に戻って勉強(ほぼ無給)する手がある。
でも、就職して数年たってから戻ってくる気力が自分にあると思う??
。。。。。。ないな。。。。
私は卒業してすぐに研修医になる、という、少々無謀な進路を選んじゃいました。
by kazenoah
| 2011-11-04 20:21