アライグマ 〜野生動物との共存を考える〜
2011年 08月 27日
突然ですが、アライグマです。
住宅街の庭先でのひとこまです。
この画像が撮影されたのは数年前ですが、子連れの群れがやって来てたこともあるそうです。
このお宅ではけしてアライグマを飼っているのではなく、庭で飼っている猫の餌を食べに来ているのですが、都市部でもこのような光景は珍しくなくなりつつありますね。
外来種であるアライグマが繁殖をし、最近では尼崎市で犬や人に怪我をさせて、結局は捕獲され殺処分させられています。
このお宅によらず、アライグマに餌を与えているつもりはなくても、人為的に餌を調達するチャンスを与えることで、本来住宅街にはいないはずのアライグマが人間の生活に侵入し、トラブルを起こし、最後には駆逐されてしまうという現実。
アライグマ達はただ生き抜こうとしているだけで、彼らに罪はないのですけどね。
生き物を「捨てる」という行為(繁殖しているということは複数個体が遺棄されたということです)、
そのつもりはなくても餌を与える行為(いわゆる野生動物の餌付け)など、
問題点は沢山あります。
この夏のアライグマ騒動。
生き物との関わり方を考えさせられた人は多いと思います。
by kazenoah
| 2011-08-27 17:52