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芦屋市と西宮市の境にある動物病院の獣医師ブログです。http://www.kazeno-ah.com/


by kazenoah
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陶芸展

先週のこと。
陶芸作家の友達・寺井陽子さんの個展があったので、芦屋川のギャラリーに行って来ました。
最終日だったので、すでに大半の作品が購入済みになっており、たくさんは見れなかったのでちょっと残念。

引き続き、6/9(木)〜19(日)に三宮で日本画の作家さんとの合同の展覧会があるそうですよ。

絽ーroー 陶と絵画の展覧会


陶芸展_d0224811_18125717.jpg


このような、優しい作品達に出会えます。

あ。枝豆は私の作品(?)です。
# by kazenoah | 2011-06-07 22:53

治療のこぼれ話

輸血が必要なワンコが入院したときは、私の愛犬たちの健康状態をみながら血をわけてもらいます。
供血をしてくれた日の夕ご飯にはお肉を一枚サービスすることにしています。
この日もお肉のお裾分けしました。
コス○コで人間用に買ってくる、1枚200~300gくらいのお肉です。
瞬殺でなくなりました。
治療のこぼれ話 _d0224811_9463741.jpg

***************

以下こぼれ話。

輸血を実施する前には血液型のチェックと、通称『クロスマッチ』と呼ばれる交叉適合検査を行います。
これはレシピエント(患者犬・猫)にドナー(供血犬・猫)の血液を輸血しても問題がないかを実際にスライドガラスの上で試す検査です。
合わないと、血液が「凝集」という拒絶反応を示します。

このクロスマッチ、血球を洗ったり混ぜたりと、けっこう手間のかかる検査です。

だから、経験のないスタッフにはいざというとき失敗しないように、時間のあるときに検査手順の練習をしてもらいます。

検査の練習用の血液は私の愛犬達2頭にお願いしてちょびっと採血します。
おわびに健康診断をします。
さらにオヤツも奮発します。

これで、検査の練習材料の確保はばっちりです。

しかし、風のセンセイは欲張りなので、スタッフに『血液が凝集するってどんな状態か』
も見て欲しいので、わざと不適合になるように、自分(人間)の血液も提供します。
(私の犬たち同士は互いにマッチしているので凝集しません)
イタイのに弱いので涙目になりながら自分の血を抜きます。
自分のことなので、健康診断なんてしません。
美容のためにはご褒美のオヤツも我慢します。

さて、検査の途中でスタッフAが落ち込んだ様子で何やら言いに来ました。
「先生、あの。。。検査したほうがいいですか?」
この場合の検査とは病気を疑っての検査のことで、輸血の検査とは別のものを指していますが、なんのことだ
?????。。。。。あぁ^^

私の血液の血漿部分が黄色いので『黄疸』が出てる=肝臓の病気、とビックリしたのでした。
スタッフAは、当然ですが人間の血液を扱ったことがないので、人間の血液の血漿部分は黄色いのが正常であることを知らなかったのですね。
ちなみに、犬や猫はほぼ無色透明です。

・・・ということを説明してみんなで大笑いしながら検査の練習を続けました。


でも、そろそろ健康診断を受けにいかなくてはならないお年頃のワタクシ。。。
# by kazenoah | 2011-06-07 00:57

コーヒーの実

毎日書くぞ!と意気込んではじめたブログですが、早くも頓挫。。。

春は動物病院はどこも忙しいものですが、それもやっとあと少し。
また、少しづつ続けたいと思います。
(思えば、子供のころから日記は続いた事なかった〜)
コーヒーの実_d0224811_223284.jpg



さて、我が家には開業の時にいただいた『コーヒーの木』があります。
犬や猫を育てるのはちょっと自信がありますが、植物は育てるのが苦手な私。
なんとか枯らさずに、途中で植え替えなんかもしてみたりで、6年目のおつきあいです。
去年は初めて花を咲かせ(ジャスミンのような割と強い香りの花でした)
秋頃から実がなりました。
最初は緑色だった実がだんだん色づき始め(写真は3月)、今では全ての実が真っ赤になりました。

さて、ここから、どうやってコーヒーになるのでしょうか??
# by kazenoah | 2011-05-25 22:36
あれから4週間が過ぎました。
震災の被害のあった地域の、一日も早い復興を祈っています。


この度の震災でも沢山のペットが飼い主とはぐれてしまいました。

非常時、必ずしも飼い主がそばにいるとは限らない。
不慮の出来事でペットが家族とはなればなれになってしまったら。
運よく誰かに保護されたとしても、迷子札が壊れて外れてしまっていたら。

普段から飼い主さんの連絡先を書いた迷子札を首輪につけておくのは大事なことです。
しかし、お散歩の時はつけていても、お家では首輪をしていないペットも多いです。

災害対策のひとつとして『マイクロチップ』をおすすめします。
ペットの災害対策:マイクロチップ_d0224811_16454574.jpg

太い針のようなもの(定規の上のもの)で首筋〜肩のあたりの皮下に挿入します。
赤くて細長いチップがわかりますか?
太さ2mm、長さ1cmくらいの小さなものです。

絶対にはずれない『迷子札』です。
災害対策のひとつとして、非常に価値のあるものだと思います。
# by kazenoah | 2011-04-08 00:28

2011.3.11

3月11日  午後2時46分

宮城で最初の地震が起きた時、私は往診で外出していました。
家族からの電話で地震を知りましたが、全く揺れを感じていませんでした。
帰宅してからテレビを付けて・・・
(これ以上はもう、書くまでもないと思います。。。)


多くの方が義援金や寄付金などで、被災地の支援をしたいと考えていると思います。

このブログは動物病院のブログなので
被災したペットのための寄付金について信頼出来る団体を調べてみました。
募金詐欺や、使途の曖昧な団体も多いので、参考にしてください。

社団法人 日本獣医師会
(財)日本動物愛護協会

一頭でも多くの被災ペットが救われますように・・・
# by kazenoah | 2011-03-20 01:21