芦屋市と西宮市の境にある動物病院の獣医師ブログです。http://www.kazeno-ah.com/


by kazenoah
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獣医師への道6〜研修医編 その弐〜

前回の投稿から大分時間があいてしまいました。
(年賀状で楽しみにしている・と書いて下さったMさん、猛獣好きのOさん、お待たせしました)


大学病院ならではの経験談を。

私たち研修医とは少々立場が違うものの、JAICAからのアジアの留学生(獣医)もいました。
RさんとYさん。
Rさんのお家はお金持ちで、お国の実家のトイレは30帖あるとか(??ホント??)。
母国語がインドネシア語のYさんは、日本に来てどんどん日本語も上達して行くのが素晴しかった。
半年か1年ずれて、もう一人?さん(名前を覚えてない。。。ごめん)も。
でも、当時(も今も)英語がまったく駄目な私はあまり積極的に彼らと交流が出来なかったので、今になって、とても後悔。
でも、それもいい思い出。

Yさんとはその後15年の時を経て今年、ネット上で再会出来て泣くほど興奮!


ライオンの検査に立ち会ったこともあります。
麻酔をかけての検査だったのですが、なんの偶然か私が呼吸や血圧の管理をすることになり、
あこがれの百獣の王ライオン(メスでしたが)の口の中をいじりまくり。
この牙に襲われたらひとたまりもないな〜なんて思いながら、麻酔濃度の調節に励みました。
残念なことにライオンは治らない病態であることがわかり、検査結果が出ると外国人の調教師さん大泣き。。。私もウルル。。。

他にも珍しい疾患を多く経験出来ましたし、外科の得意な先生が多かったので、学ぶことはとても多かった。
大学病院での2年間は本当におもしろくて、朝、大学病院に向かうのが楽しみで仕方なかったです。
夜も無駄に遅くまで残ってたり。。。
土日も結構な頻度で病院か研修医室に入り浸っていたように思います。

獣医医療はこの20年ほどで飛躍的に変わりました。
母校は、大学病院としてはCTやMRIを導入したのはかなり遅いほうだったのではないかと思います。
私が在籍していたころはまだ大学病院が古くて、最新の診断機器などは殆どなかったので、
診断方法もかなりアナログでしたけど、それは今の診療にとても役立っていると思います。
MRIやCTや、その他の最新の診断ツールに頼る前に出来る事はないか。。。
当時の記憶を頼りに考えることもしばしば。

出来ることなら、最新の医療機器を備えた今の大学病院の研修医もやってみたいです。
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Commented by neuro723 at 2012-01-28 09:01 x
はじめて書き込みいたします。京都で小動物臨床に従事している獣医師です。先生の最後のコメントである、「MRIやCTや、その他の最新の診断ツールに頼る前にできることはないか、、、」には大変共感しました。これらは、先生もお書きのように、あくまで「ツール」であって、診断の一助となるに過ぎないと肝に銘じておくべきなのだと思います。突然の書き込みで失礼しましたが、これらのツールが比較的身近に利用可能となった現在、何度かこれらの施設へ紹介した際に、「検査に頼る前にできることを大切にしなくてはならない」と痛感した事がありましたのでコメントさせていただきました。
Commented by kazenoah at 2012-01-30 20:39
☆neuro723先生☆はじめまして。先生のコメントで、改めて自分でもその点を大事にしようと再確認出来ました。(実はながながとコメント返しを書いていたのですがアツくなってくどくなってしまったのでまとめました)
ありがとうございました!
by kazenoah | 2012-01-16 20:42 | Comments(2)